うちのフロントで手配する5つの旅

遠出の起点はHà Nội

現地には実際なにがあるのか、いつ行くのがいいか、それぞれ本当は何日必要か。日程と料金はスタッフまで。

旅に使えるのは何日?

数字をタップすると、日数に合うツアーが光ります。

Mã Pí Lèng峠の下、深い峡谷を流れるヒスイ色のNho Quế川
何年たっても語り草になるやつ

Hà Giangループ

夜行バスで6〜8時間 ベスト:10〜11月、3〜4月 最短でも3日

Đồng Vănカルスト台地を越え、中国国境すれすれを走る約350kmの山道。地元のイージーライダーが運転するバイクの後ろに乗って進みます。灰色の石灰岩の峰が道に迫り、岩のすき間のわずかな土にトウモロコシが育ち、家の戸口からモン族の子どもたちが手を振ってくれます。そして道は、Nho Quế川の峡谷へ一気に落ちこんでいきます。夜はホームステイで、ライダーやグループのみんなと夕ごはん。たいていトウモロコシ酒での乾杯つきです。

見どころ

1

Quản Bạ天国の門

台地を初めて一望できる場所。眼下の谷には、まあるい「妖精の双子山」が並んでいます。

2

Yên Minh松林

むき出しの岩が続くなかに現れる、涼しくて緑の松林。

3

Thẩm Mã坂

山肌をジグザグに登っていく九十九折り。定番の撮影スポットです。

4

Vương家の館

モン族の「王」が暮らした、石と木の屋敷。1900年代初めの建築です。

5

Lũng Cú国旗塔

ベトナム最北端のすぐ近くにはためく巨大な国旗。10〜11月は、まわりの畑がソバの花でピンク色に染まります。

6

Đồng Văn旧市街

崖の下に並ぶ、瓦屋根の古い家々。日曜の市の日がいちばんにぎやかで、色鮮やかです。

7

Mã Pí Lèng峠+Nho Quế川

ヒスイ色の川を見下ろす、崖を削って作った道。たいていのループには、Tu Sản峡谷を抜けるボートもついています。

8

Du Già

静かな谷あいの村。帰り道に滝でひと泳ぎできます。

モデル日程

  1. 前夜21〜22時ごろHà Nội発の寝台バスに乗車。日の出前にHà Giangの町に着き、ツアーの拠点でひと休み。
  2. 1日目イージーライダーと顔合わせ、安全説明のあと、Quản Bạ天国の門とYên Minh松林へ。ホームステイ泊。
  3. 2日目Thẩm Mã坂、Lũng Cẩm村、Vương家の館、Lũng Cú国旗塔。夜はĐồng Vănで。
  4. 3日目Mã Pí Lèng峠、Nho Quế川のボート、Mèo Vạc。そこからDu Giàまで、長くて美しい道のりです。
  5. 4日目機織りの村々を抜けてHà Giangの町へ戻り、バスでHà Nộiへ。到着は夜遅くです。

時間がないなら

3日間のループもできますが、1日の走行時間が長くなり、Du Giàはたいてい省かれます。それより短いのはおすすめしません。ほとんどバイクに乗っているだけになってしまいます。

もう1日あるなら

5日間あれば1日の走行が短くなり、Đồng VănかMèo Vạcの市の日に合わせられて、Du Giàでもゆっくりできます。

持ち物

防寒着+防風ジャケット上下セパレートのレインウェア滑りにくい靴(サンダル不可)サングラス+ネックゲイター水着パスポート+現金少々
知っておきたいこと山道を走ったことがないなら、イージーライダーの後ろに乗りましょう。見通しの悪いヘアピンカーブ、砂利、トラック、霧が待っています。自分で運転するには、自国のバイク免許に加えて1968年(ウィーン)条約型の国際運転免許証が必要。ループの途中では、警察が実際にチェックしています。
Sa Pa近くの村を囲むように曲線を描く緑の棚田
歩いて、谷でおやすみ

Sa Pa

バスで5.5〜7時間 ベスト:9〜11月、3〜5月 最短でも2日

Mường Hoa谷を見下ろす、標高約1,500mの山の町。どの斜面にも棚田が段々に連なり、頭上ではインドシナ最高峰のFansipanが雲に消えていきます。ここに来たら、歩くのが正解。棚田と竹林のあいだを村から村へ、田んぼの水牛や、藍染めの服を着たモン族や赤ザオ族の女性たちとすれ違いながら。町はにぎやか。本当のお目当ては、その下の谷です。

見どころ

1

Mường Hoa谷

トレッキングのメインの谷。川の両岸に、谷底まで棚田が続きます。

2

Ý Linh Hồ

定番トレッキングのスタート地点。尾根道からの棚田の眺めは、この日いちばん。

3

Lao Chải+Tả Van

黒モン族の村を抜けると、ホームステイが集まるザイ族の村へ。今夜はここに泊まります。

4

竹林+滝

2日目の定番コース。Tả Vanの先へ続く、木陰の多い緑の道。

5

Tả Phìn

薬草風呂で知られる赤ザオ族の村。メインのルートより静かです。

6

Fansipan

ロープウェイと階段で「インドシナの屋根」へ。晴れた朝は山並みが一望できます。

7

Cát Cát村

町から近く、滝と機織りが見られます。行きやすいぶん、混んでいます。

モデル日程

  1. 1日目朝のバスで向かうか、前の晩の夜行バスで。Ý Linh Hồ → Lao Chải → Tả Vanを約12km歩きます。夕ごはんはホームステイで。
  2. 2日目竹林を歩き、滝をいくつか通りすぎて昼ごはん。午後の半ばにはSa Paの町へ戻ります。
  3. 3日目雲が出てくる前の朝にFansipanへ。午後はSa Paの町歩き、バスでHà Nộiへ。

時間がないなら

ホームステイ1泊の2日間でも、定番のトレッキングは歩けます。ただ、このプランにFansipanは入りません。

もう1日あるなら

静かな谷まで足をのばす長めのトレッキングにするか、Fansipanが雲の中だったときのために午前中をひとつ空けておくか。

持ち物

グリップの効くトレッキングシューズレインジャケット暖かいフリース小さめのリュック+水ヘッドライト少額の現金
知っておきたいこと大きな荷物はうちに預けて、小さなバッグで歩きましょう。メインのルートでは、地元の女性たちがグループと一緒に歩き、最後に手工芸品を売ろうとすることがよくあります。悪気はありません。笑顔で「No, thank you」と言えば大丈夫。一緒に歩いて楽しかったなら、小さなものをひとつ買うのもいいですね。
Hạ Long湾の島々
一晩、海の上で

Hạ Long湾

車で2.5〜3時間 ベスト:3〜5月、10〜11月 最短なら日帰り

2,000近くもの石灰岩の島々が、緑の海からそそり立ちます。この迫力は、写真ではとても伝わりません。日帰りの船は午後には港へ戻ります。海の上で一晩すごすなら、お楽しみはここから。夕暮れの島々のあいだをカヤックでめぐり、静かになったデッキでのんびりして、目覚めれば水面に霧。お隣のLan Hạ湾も景色は同じ。船が少なく、小さなビーチもあります。

見どころ

1

Hang Sửng Sốt(驚きの洞窟)

湾でいちばん大きな洞窟。Bồ Hòn島にある、とてつもなく広い空間です。

2

Ti Tốp島

階段を登って定番のパノラマを眺めたら、下のビーチでひと泳ぎ。

3

Hang Luồn

カヤックか竹舟で低いトンネルをくぐると、崖に囲まれたラグーンへ。

4

闘鶏岩

向かい合う2つの岩。湾でいちばん有名なシルエットです。

5

デッキで夕日を

日帰りの船がいなくなり、島々がシルエットに変わっていきます。

6

Lan Hạ湾

Cát Bà島のそばの、より静かな海。カヤックならここがいちばん。

モデル日程

  1. 1日目7〜8時ごろお迎え。高速道路で約2.5〜3時間、船上でランチ、洞窟かカヤック、ひと泳ぎして、デッキで夕日を。夜は船の上で。
  2. 2日目朝日の中で太極拳かコーヒー、洞窟か村をもう1か所、戻りのクルーズでブランチ。Hà Nội着は16〜17時ごろ。

時間がないなら

日帰りでも景色は見られて、その日のうちに帰れます。ただ長い1日で、大半は往復の移動です。

もう1日あるなら

3日間なら、ほかの船から離れてLan HạやBái Tử Longの奥へ。カヤックも多めで、ペースもゆったりです。

持ち物

水着+速乾タオル日焼け止め+帽子薄手の羽織りものスマホ用の防水バッグパスポート
知っておきたいこと7〜9月に行くなら、前後に1日予備を。嵐の予報が出ると港湾当局がすべての船を止め、ツアーは別の日に変更になります。これは安全のための決まりで、船側の判断ではありません。
Tràng Anの石灰岩の峰と川
2時間で、別世界

Ninh Bình

車で1.5〜2時間 ベスト:9〜11月、5月下旬 最短なら日帰り

「陸のHạ Long湾」。石灰岩の峰が、海ではなく田んぼのなかに立っています。漕ぎ手の小舟でゆったりした川を下り、頭をかがめるほど低い洞窟の天井をくぐって、水路からしか行けないお寺の前を通りすぎます。陸は平らで自転車にぴったり。蓮池と田んぼを抜けて、500段の石段があるHang Múaのふもとまで。

見どころ

1

Tràng An

手漕ぎボートで約3時間、洞窟をくぐり、川沿いのお寺をめぐります。ユネスコ世界遺産。

2

Tam Cốc

もっと短めのボートコース。両岸の田んぼを眺めながら、3つの洞窟をくぐります。足でオールを漕ぐ漕ぎ手もいます。

3

Hang Múa

約500段の石段を登ると、頂上には龍の像。ネットで誰もが一度は見た、あの景色です。

4

Bích Động寺

崖に組みこまれた3層のお寺。Tam Cốcから自転車で気軽に行けます。

5

古都Hoa Lư

10世紀の王たちを祀る寺院。途中でちょっと立ち寄ります。

6

Bái Đính寺

広大な寺院群。青銅の仏像と、像がずらりと並ぶ長い回廊があります。

7

Thung Nham鳥類公園

17時ごろになると、何千羽もの鳥がねぐらに帰ってきます。

モデル日程

  1. 1日目7〜8時ごろお迎え。Hoa Lư、Tràng Anのボート、昼ごはん、Tam Cốcでチェックインして、夕暮れのHang Múaへ。名物のヤギ肉とおこげご飯もぜひ。
  2. 2日目混む前の朝いちばんにTam Cốcのボート。自転車でBích Độngへ行き、田んぼのなかを走って、夕方にはHà Nộiに戻ります。

時間がないなら

日帰りでもボート、Hang Múa、お寺をひとつ回れて、夜はHà Nộiで眠れます。旅程のどこにでも入れやすいのもポイント。

もう1日あるなら

静かなVân Long湿地、夕暮れの鳥類公園、のんびりサイクリングをプラス。チェックリストをこなすだけの旅ではなくなります。

持ち物

帽子+日焼け止め水筒肩とひざを隠す服滑りにくい靴少額の現金
知っておきたいことボートとHang Múaは朝早くか夕方に。昼はやめておきましょう。日陰がないうえ、光がきれいなのは9時前と15時以降。泊まりがけにするいちばんの理由はこれです。
Cao BằngのBản Giốc滝
静かな北東のはずれ

Cao Bằng

夜行バスで6〜9時間 ベスト:9月中旬〜10月 最短でも2日

Hà Giangが灰色なら、ここは緑。ヒスイ色の川、なだらかなカルストの丘、タイー族やヌン族の村があって、観光客はずっと少なめ。主役はBản Giốc。国境の川の幅いっぱいに段々に流れ落ちる滝で、竹いかだで水しぶきがかかるところまで近づけます。まわりには洞窟、峠道、そしてぽっかり穴の空いた山。

見どころ

1

Bản Giốc滝

幅約300m、国境の川に段々に落ちる滝。竹いかだで滝つぼのそばまで行けます。

2

Ngườm Ngao洞窟

滝の近くにある大きな鍾乳洞。通路はライトアップされています。

3

Mắt Thần山

頂上近くに大きな天然の穴が空いた山。手前には田んぼが広がります。

4

Mã Phục峠

滝へ向かう途中の九十九折り。谷を見下ろす眺めつき。

5

Khuổi Kyの石の村

石造りの高床式の家が並ぶタイー族の村。築およそ400年。

6

Thang Hen湖

ヒスイ色の山の湖がいくつも連なり、地下でつながっています。

7

Pác Bó

1941年にHồ Chí Minhが身を隠した場所。そばを流れる小川は、色をつけたかと思うほど澄んでいます。

モデル日程

  1. 前夜21〜22時ごろHà Nội発の寝台バスで、明け方にCao Bằngの町へ。朝ごはん。
  2. 1日目Mã Phục峠、Thang Hen湖、Mắt Thần山、Khuổi Kyの石の村。滝の近くのホームステイに泊まります。
  3. 2日目朝は竹いかだでBản Giốcへ。Ngườm Ngao洞窟、Pác Bó。
  4. 3日目明るいうちにHà Nộiへ戻ります。2日目の夜行バスで帰れば、1日短縮できます。

時間がないなら

行きも帰りも夜行バスなら、2日間でも大丈夫。Bản Giốcと洞窟は見られますが、それ以外はほとんど回れません。

もう1日あるなら

Ba Bể湖をプラス。ベトナム最大の天然淡水湖をボートでめぐり、ボートのまま洞窟をくぐり抜けて、高床式の家に1泊します。

持ち物

パスポート原本レインジャケット+滑りにくい靴暖かい羽織りもの酔い止めいかだ用の防水バッグ
知っておきたいことBản Giốcは中国との国境ぎりぎり。パスポートは原本を持っていき、ドローンはうちに置いていきましょう。境界標を越えず、ベトナム側にいてください。滝での遊泳は禁止です。大雨のあとは、水が引くまで滝のエリアが1日閉鎖されることがあります。
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